[請求書発行(締め)]  


[販売管理 / Sales Mgt.] #4602
機能説明
[請求書発行]メニューでは、「得意先コード・名」、「請求先コード・名」、「請求パターン」もしくは「締日グループ」を指定して請求書を発行します。

[取引先マスタ]の「請求パターン」で“締め(残高表示あり)”が選択されている場合、前回の請求金額から入金金額を差し引いた残高に締め日までの対象期間中の納品金額を加算した金額が今回の請求金額になります。「請求パターン」が“締め(残高表示なし)”の場合、入金金額は考慮されません。つまり、両者の違いは請求書への繰越金額の記載の有無だけです。[取引先マスタ]の「請求パターン」で“都度”が選択されている場合、[納品登録]メニューから納品書単位で請求書を発行します。

締め請求でも都度請求でも入金登録できますし、売掛管理表にも回収予定表にも載り、内部的に売掛残高が管理されます。納品書を発行していなくても納品登録されていれば、請求金額の計算に含まれます。[支給登録]メニューで登録されているデータは、有償の支給であっても売掛の計算対象になりません。[自社情報マスタ]で「売上計上基準」を「検収日」にした時は、請求が検収日基準になります。納品金額の端数は[取引先マスタ]の「端数処理」で選択された方法で処理されます。消費税は[取引先マスタ]の「税区分」で選択された方法で計算され、端数は[取引先マスタ]の「端数処理」で選択された方法で処理されます。

請求書を発行すると、その得意先の請求締日以前の納品、入金は登録・修正ができなくなります。(どうしても修正が必要な場合は、発行した請求書を一旦削除してから行ってください。ただし、再発行時の請求書番号は新しいものとなります。)

※締め請求のみ
請求書発行後に請求締日以前の納品、入金の登録・修正を行う必要がある場合は、[請求書リスト]メニューから請求書の削除をすると、納品、入金の登録・修正が可能になります。

※消費税率の摘要タイミングについて
消費税率の適用タイミングは[取引先マスタ]の「税計算単位」の設定によって変わってきます。「税計算単位」が「納品書単位」もしくは「納品明細単位」の場合は、納品日ごとにその日時点の税率が適用されます。「請求書単位」の場合は、請求締日時点の税率が全体に適用されます。
仮に請求書対象期間内で税率が切り替わるなど、複数の税率が混在したとしても、一枚の「請求書」にまとめて発行することができます。もし、混乱を防ぎたい場合は、旧税率期間の終了日を一旦[請求締日]として1枚請求書発行。新税率で正規の[請求締日]でもう1枚発行することもできます。
請求書発行
GENESISSでは、発行する請求書の様式を帳票テンプレートから選択することが可能です。必要に応じてご自分でカスタマイズも行えます。「請求書発行(締め)」画面の「条件指定」を入力[再表示]ボタンをクリックすると、条件に当てはまる得意先のリストが表示されます。請求書を発行したい得意先の[発行]チェックにチェックを入れて「請求書発行」ボタンをクリックすると請求書が発行されます。

表示条件の「締日グループ」を選択すれば、同じ締日に設定されている得意先に請求書を発行できます。特定の得意先だけに請求書を発行したい場合は、条件指定の「得意先名」と「締日グループ」を選択します。「締日グループ」は、あらかじめ[取引先マスタ]の「締日グループ」で登録しておきます。

[請求書発行(締め)] 画面 の項目

項目 概要説明 入力方法 必須
[画面ヘッダ] 部分
請求締日 設定されている請求締日が表示されます。 日付入力 必須
同時に請求書を印刷しない 請求書の締め処理だけを行い、請求書印刷(pdfファイル発行)を行わない場合には、チェックを入れます。 チェックボックス 任意
請求明細に数量0を含めない チェックが入っているときは、取引数量が 0 のものを請求明細に含めません。 チェックボックス 任意
請求明細に単価0を含めない チェックが入っているときは、単価が 0 のものを請求明細に含めません。 チェックボックス 任意
[リスト] 部分
発行 請求書を発行する対象行にチェックを入れます。 チェックボックス 必須
得意先コード [得意先]として登録された取引先の[取引先コード]です。 表示のみ 任意
得意先名 [得意先]として登録された取引先の[取引先名]です。 表示のみ 任意
請求先コード 得意先とは別に[請求先]が設定されている時に表示されます。 表示のみ 任意
請求先名 得意先とは別に[請求先]が設定されている時に表示されます。 表示のみ 任意
取引先グループコード1-3 得意先に指定された取引先に[取引先グループ1-3]が設定されている場合に取引先グループコードを表示します。 表示のみ 任意
取引先グループ名1-3 得意先に指定された取引先に[取引先グループ1-3]が設定されている場合に取引先グループ名を表示します。 表示のみ 任意
請求条件 納品データの請求条件のグループ数を表示します。普通は 1 が表示されます。
請求書発行前の途中に、取引先マスタで[端数処理条件]や[小数点以下桁数]の変更を行った場合、それ以前のデータと区別するために、2 以上の請求条件のグループとして表示されます。
表示のみ 任意
取引通貨 通貨マスタで登録された[取引通貨]を表示します。 表示のみ 任意
締日グループ 現在の取引先マスタ[締日グループ]を表示します。 表示のみ 任意
最終請求日 最後に請求を締めた請求書発行日を表示します。 表示のみ 任意
前回請求額 前回請求書の請求額を表示します。 表示のみ 任意
請求後入金額 前回の請求後に入金があった場合の入金額を表示します。 表示のみ 任意
請求後納品件数 前回の請求後に納品があった場合の件数を表示します。 表示のみ 任意
請求後最新納品日 前回の請求締め後に納品があったかどうかを確認するための項目です。請求締め後の最初の納品日が表示されます。売上計上基準が検収日の場合は、検収日を表示します。 表示のみ 任意
税計算単位 登録時点での請求先の[税計算単位]をの設定を表示します。 表示のみ 任意
請求パターン 取引先マスタで登録された[請求パターン]を表示します。 表示のみ 任意
端数処理 登録時点での請求先の[端数処理]の設定を表示します。[取引先マスタ]で設定されています。 表示のみ 任意
帳票テンプレート 取引先マスタで指定されている帳票(請求書)です。指定されている場合、請求書フォームにその帳票テンプレートが使用されます。指定されていない場合、帳票画面で指定されている帳票テンプレートが使用されます。 表示のみ 任意
[検索条件] 部分
表示条件パターン 表示条件の設定を保存しておくことができます。 ドロップダウン 任意
得意先コード/名 [得意先]と登録されている取引先を取引先マスタに登録されている[取引先コード][取引先名]から絞り込むことができます。 ドロップダウン 任意
請求先コード/名 請求先と設定されている取引先を取引先マスタに登録されている[取引先コード][取引先名]から絞り込むことができます。 ドロップダウン 任意
最終請求日 最後に請求を締めた請求書発行日を表示します。 ドロップダウン 任意
請求パターン 取引先マスタの中で取引先ごとに設定されている[請求パターン]から絞り込むことができます。(すべて) または締め(残高表示あり)締め(残高表示なし)から選択できます。 ドロップダウン 任意
締日グループ 請求書発行時に、このグループで対象取引先を絞り込むことができます。月末締めを指定する場合は 31 を指定してください。(絞り込みの条件になるだけです。締日が過ぎた取引先の請求書が自動的に発行される訳ではありません。) ドロップダウン 任意
前回請求額 前回請求書の[請求額]に対し金額を指定して絞り込むことができます。 ドロップダウン 任意
発行対象 発行候補とする得意先(請求先)を切り替えます。請求先の[取引先マスタ]画面の[請求パターン]設定により、抽出される候補がそれぞれ異なります。

● (すべて)
下の「取引がある」と「取引はないが残高がある」に該当する請求先を、合わせて選択したい場合の選択肢。

● 取引がある
(a)締め(残高表示あり):[納品登録]か[入金登録]のどちらかが1件以上ある請求先
(b)締め(残高表示なし):[納品登録]が1件以上ある請求先
(c)都度:常に対象外。([納品登録]画面の[請求書(都度)発行]リンクで発行)

● 取引はないが残高がある
(a)締め(残高表示あり):[納品登録]と[入金登録]が1件もなくても、[前回請求額]が0円ではない得意先
(b)締め(残高表示なし):常に対象外
(c)都度 :常に対象外

※ 上記のいずれにも該当しない請求先は[請求書発行(締め)]画面には表示されません。
ドロップダウン 任意
請求先指定 取引先マスタの[請求先]に指定されている得意先、指定されていない得意先だけを絞込むことができます。 ドロップダウン 任意
取引先グループ 取引先マスタに登録された[取引先グループ1-3]から絞り込むことができます。 ドロップダウン 任意
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