[生産管理 / Production Mgt.] #4621
機能説明 [工程別負荷]メニューでは、登録されている製造オーダーから、製造工程にかかっている負荷率(%)を計算して表示します。 負荷率は、[品目マスタ]の工程ごとの「製造能力(1日あたり)」に対し、[製造指示書]の製造指示数の合計が何パーセントになるかを計算します。 まず、[品目マスタ]で "内製" 品目の工程ごとの[製造能力(1日あたり)]を設定します。 標準加工時間が分単位の工程であるなら、「(60分 ÷ 標準加工時間(分))× 製造時間(時間)」で算出されます。 製造指示書が発行された時点で、[工程別負荷]リスト画面では、 製造指示数 ÷ 製造能力(1日あたり) × 100 で計算されます。(小数点以下第1位で四捨五入) 負荷率が100%以上のセルはベージュで表示されます。 |
例: 品目A 製造能力:工程A=1000、工程B=500、工程C=100 製造オーダー1:100個 品目B 製造能力:工程A=500、工程B=250 製造オーダー2:10個 ※納期はすべて同日とする 工程Aの負荷率 (製造オーダー1の製造指示数100÷品目Aの工程A製造能力1000)=10% (製造オーダー2の製造指示数 10÷品目Bの工程A製造能力 500)= 2% 全オーダーの合計 10+2=12% 工程Bの負荷率 (製造オーダー1の製造指示数100÷品目Aの工程B製造能力 500)=20% (製造オーダー2の製造指示数 10÷品目Bの工程B製造能力 250)= 4% 全オーダーの合計 20+4=24% 工程Cの負荷率 (製造オーダー1の製造指示数100÷品目Aの工程C製造能力 100)=100% 全オーダーの合計 100% [品目マスタ]の「製造能力」が“0”で登録されている場合、工程負荷の計算には含みません。 |
ワンポイント:負荷率の見方について 負荷率は、工程納期1日でまとめて計算され、一つの工程を数日かけて作業するような、山崩しすることはありません。工程負荷が100%を超える日があっても、前日以前の負荷が少なければ、実際には負荷がかかっていない場合があります。 |
[工程別負荷] 画面 の項目
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