総平均法の初期値データのインポート
[自社情報]の「在庫評価法」の設定が「総平均法」の場合にだけ画面に表示されます。品目マスタの[手配区分]が「発注」の品目だけが対象です。
「在庫評価単価の更新」画面で「発注品を対象とする」を選択し、「基準単価」を「前回更新時の評価単価」にした場合の初期値を設定するための機能です。
上述の説明の通り、総平均法の計算式は下記の通りです。
([基準単価]で選択した「前回更新時の評価単価」 x 前回更新時の在庫数 + 前回更新時の基準日から今回基準日までの仕入[注文受入]額 ) / (前回更新時の在庫数 + 前回更新時の基準日から今回基準日までの仕入[注文受入]数)
この中の赤字箇所の「前回更新時の評価単価」と「前回更新時の在庫数」を、csvファイルでインポートします。「見出し行」は不要で、1行目から登録されます。ただし、在庫評価単価の初期値(利用開始時点の現在値)そのものを設定する場合は、[品目マスタ]の「在庫評価単価」の値を登録する必要があります。また、棚卸登録とは異なり、あくまでも総平均法の計算上の初期値を設定するためのものですので、インポートした在庫数は理論在庫等には反映されません。
この項目が使用されている画面
カテゴリ | 画面 | 部分 | タブ | 入力方法 | 必須 |
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