予測/実績

実績原価を参照しますが、ある時点で原価を見た場合、二つの切り口ができます。一つはその時点で実績の上がったもの、もう一つは仕掛かり品を含めた将来の使用を含めて予測したものです。前者を見るのが[実績]で、後者を見るのが[予測]です。

実績
実際に使用した使用数ベースで計算します。製造実績が登録された製番内製品、または注文受入が登録された製番発注品のみを表示します。財務諸表など特定の締日で切った実績を出す場合に使います。

予測
実績と将来使用予想数を合わせて計算します。リストの[在庫使用数]欄は、将来使用予想数が表示されています。製造実績登録が行われていない製造指示や、受入が行われていない注文は、将来必ず在庫から使用するものとみなします。最終的に原価が幾らになるかを予測する場合に使います。

また、[ある時点で原価を見る]際の切り口も、[受注日]、[納品日]、[検収日]の三種類で期間を切り分けることができます。加えて、表示条件の[納品完了]では、[すべて]、[完了分のみ]、[未完了のみ]の三種類で絞り込めます。リスト行の[受注数]、[納品数]、[納品合計]、[受注残]と組み合わせてお使いいただくと、ご希望の見方になります。