金額モード

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売掛金管理表の金額表示モードを指定します。 取引先によって、請求書の「締日」の違いや、「税区分」設定の違い、また「端数処理」の違いがあるため、消費税額の計算が複雑です。GENESISSでは下記のルールに基づいて計算しています。

(1) 売掛残高一覧表の表示期間は、「請求締日」にかかわらず、「年/月ごと」とします。
(2) 繰越額については、[取引先マスタ]の「売掛残高初期値」及び「売掛基準日」をもとに、それ以降の各種金額を加味して計算されます。

その上で、「金額モード」の選択により、次のように計算表示されます。

●請求ベース:請求書を発行した時点で売掛が計上されます。(未請求の納品データは含まれません)
請求締日が基準となります。請求締日が「月末」の場合は、正確な売掛金額が算出されます。請求締日が「月中」の取引先/請求先については消費税計算方法が異なるため正確な売掛金額は出せません。

●納品ベース:納品登録した時点で売掛が計上されます。(未請求の納品も計上されます)
[取引先マスタ]の「税区分」と「請求パターン」の設定により消費税額が次のように計算されます。税額は仮計算された値です。
1.請求書単位 :
  a.締め請求の場合・・・
    期間中の売上額に税率を掛けて消費税を計算
  b.都度請求の場合・・・
    “納品書単位”と同じ仕様で計算
2.納品書単位 :納品書番号単位で売上額を合計して消費税を計算
3.納品明細単位:納品明細ごとに消費税を計算

[自社情報]での設定により、「納品日」もしくは「検収日」が基準となります。

●受注ベース:受注登録時点の受注納期をもとに売掛が計上されます(未納品、未請求の受注も計上されます)税額は仮計算された値です。外貨取引の場合は消費税は計算されません。

※端数処理方法は[取引先マスタ]の「端数処理」を反映します。

請求先を別に[取引先マスタ]で指定してある得意先は、「受注ベース」指定時は、全受注データの「請求先」を[取引先マスタ]画面の現時点での「請求先」に対する売上とみなして計算します。これには過去にさかのぼり、納品・請求済みとなった受注データも含まれます。それで、中途で[取引先マスタ]の[請求先]を変更した「得意先」は、「受注ベース」条件で表示した場合に、過去の全売上、残高が現時点の「請求先」に積み上げられて表示されます

この項目が使用されている画面

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